金曜日, 3月 10, 2006

I'm 3 years old.

1人暮らしを始めて早3年目となります。
実家から自転車でわずか15分程の距離に住んでます。
なので、無職時代は両親の留守時を狙って食べ物を探しに行ったものです。(親には無職であることは言えなかったので、こっそりと。ってバレてたと思うけど。)

今は自室が父の書斎となり、今度は祖母の部屋になる様子。
祖母は種子島に住んでいるのですが、まー、いろいろな諸事情によりしばらく名古屋に住むそうです。
なので私のベッドは捨てられることになり、荷物も整理しなくてはならないらしい。

今までは「いつでも帰れるけど、自由でいたいし、そのためには人には頼ってはならん!」なんて若いこと考えてたけど、いよいよ「帰りたくても帰れない。」なんて状況に。
実家を出る時、かなり自分の荷物を捨てた。机とか全部。
もう段ボール2つ分くらいしか荷物ないのに、それをさらに整理して処分しろとは。。。

実家はお世辞にも広いとは言えない。
長い間、その狭さはコンプレックスにもなっていた。
両親は私のコンプレックスに気づいていただろう。
長い間、きっと張りつめた空気を家中にまき散らしていたに違いない。
そう思うととても情けない気持ちになる。

初めて2段ベッドがうちに来た時、小さい弟といっしょに、
ぼくが上だの、私が下だの言ってはしゃいだ日のことを思い出した。

2人で使っていた部屋は、やがて弟のものとなり、そして父のものとなり、今度祖母のものとなる。
ぼろぼろだった床や壁が真新しくなったのを見て、なぜだか涙が出た。



みんなはどんなときがうれしくて、どんなときにしあわせで、どんなときに悲しくなったり、どんなときに好きな人に会いたくなったりするんだろう。


おやすみなさい。よい夢を。よい週末を。