木曜日, 2月 23, 2006

capacity for concern


公衆トイレのフックって、ドアの上の方に付いてたり、
横の壁の上の方に付いてたりして途中で荷物取り出したい時に、
微妙な体勢をとらなくちゃいけなかったり。
薄くて細いフックは重い荷物をかける時、折れそうで頼りなかったり、丸い棒のようなフックはうっかりしてるとスルッと荷物が落下したり。

で、これ。

かっこよい!このフック。
ポジション(トイレに座るとちょうど顔の高さあたり)も太さも、
先端がカギになってるとこも最高。興奮のあまり撮影。

デザインも無駄がなくて、TOTOのロゴもかっこよい。
もう、芳香剤臭いトイレタリー用品ではない。

インダストリアルデザインって、無駄がなくて便利でかっこよいとこがたまらん。奥歯のあたりがキーンってなる。
こういうの作ってる人ほんと尊敬するわ。

生活に密接してるものこそ、いいデザインであるべき。
(って、個人的感覚ですが。)
そしたら断然日々の生活がおもしろくなるはず。

いつも思うのはトイレのブラシとそれを収納する容器。
あれ、なんとかならんものかなー。
どれも気持ち悪い。もう、見たらそれって分かるとこがげんなり。

石鹸1個でもかわいかったら、あの日常消耗品を買う時の「あー、シャンプーきれてた。買わなかんなー。」っていう妙なくやしさは無くなるよ。きっと。

日本のデザイナーがんばって!(人まかせ。。。)


でも、まー、実家の妙にペールトーンな花柄のトイレカバーとかも落ち着くけどね。気持ち悪いメルヘンな人形とか。ガチャガチャな模様の布団カバーとか。

どっちが良いかは個人の自由だけど、もう少し選択肢が広がるといいなー、
と、そんなことを思ったPARCOのトイレでした。