勝手にレビュー
2/4 TEASI、のうしんとう、ひょうたん @KD Japon
1,TEASI
年に2回程しかない彼らの貴重なライブ。
聴く度に音と音の間が広くなっていく。
聴く度に空気が張りつめていくのを強く感じる。
聴く度に言葉がやさしく突き刺さる。
曲が終わった後の拍手をするタイミングすら、彼らは作っているよう。
高架下にあるこのスペースで頭上を通る電車の音も、キッチンスペースから聴こえる食器の重なる音も、隣の人の服が擦れる音も全て、teasiの作る空気のよう。
彼らの音と音との間に小さな生活音が混じって消化される。
TEASIの音楽は、
隣にいつもありそうで、なさそうで。
足下を見たら、もしかしたら転がっているのかも。
と期待を込めるたくなる。
2.のうしんとう
名古屋最強ダブバンド。
2階の席から1階に下りる。もちろん、じーっと椅子に座って見てられないから!
さっきまで微動だにしないでTEASIのライブを観ていたお客さんたちが、みんな踊っている。
演奏してる人も聴いてる人も、みんなめちゃくちゃたのしそう!
みんながこの時を待ってましたと言わんばかり。
ゆるーく、ゆがんで、ハード。
もうなんも考えられなくなる。
一見ハッピーバンドのようですが、ちょっとせつないんよねー。なんでかね。
翌日、首が曲がらなくなった最大の原因となる。
3,ひょうたん
イースタンの人が参加してるバンド。って、そんな言い方もおかしいかな。
1階は人が多すぎて、ステージの様子は全然見えなかった。
どうなってたんだろうなー、この時。
たまに背伸びをしながら聴いた。
かっこいい。んだけど、なんか冷静なんかなー、って思った。
冷静?違うかなー。大人?なんかなー。
プロって思った。
聴いてて気持ちがいい。
人が多くて見えないし、ちょっと拗ねながら聴いてたので、まっすぐに聴けなかったんかなー。
かっこいい日本のロックでした。
やっぱちょっとせつないのね。
4,おわり
グサッ、キュンってなりました。
たぶんこんなんはいっぱいある。
この日のアーティストたちは、そういうことに対して忠実に生活してる人たちなんかなー、と想いを馳せながら、自転車走らせ帰宅の途へ。
いい週末でした。
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