仮免日和。
トトトトトトトトタタタタタタタタ
ララララララララパパパパパパパパ。
クランクで脱輪後パニックにて接触故にnot 合格。
ピピピピピピピピ。
携帯電話。
スススススススス。エスカレーター。
ロッカーズを思い出す。
スッススッススー。
ドンガッタ、ドンガッタ、ドンガッタ、ドンガッタ、ドーンガッターン、ドーーンガッッターーーン、ドーーーーーーーンッガッターーーーーン、シューーーン、プシャーー。
2時間経てば別の街。
知らない街の駅はわくわくして、あのコのことを思い出す。
自転車で迎えがきて、コンビニに寄ってお菓子とカフェラテを買う。
大きく広い道には車がたくさん走っていて、私たちの会話は3割ほどすり減る。
コンビニの袋がザラザラいう。
時々笑う。
時々息をする。
タバコに火が付く。
また少し笑う。
大丈夫だと思う。
知らない家が近づいてきて、知らないドアに知らないカギがさされて、知らない玄関で知ってる靴を脱ぐ。
「このソファーどこで買ったの?」なんて言ってみる。
うれしそうに答える。
そしてまた私たちは大丈夫だと思う。
カフェラテにストローを刺して、お菓子の袋を開けて、
私たちは向き合ってまた時々笑う。
この本かっこいいね。
今日の妄想は一段と激しく。
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